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1.17 シェイクアウト訓練

2017年01月17日

 

神戸市では、地震が発生した際の安全行動を考えるきっかけとして、『シェイクアウト訓練』を実施しています。

 

今年度は阪神淡路大震災から22年を迎える節目の日に、訓練の日が設定され、市内の様々な団体等で実施されます。

 

当事業所も訓練の存在は知っていましたが、今年度初めて取り組むこととなりました。

 

※『シェイクアウト訓練』とは、2008年から米国にて実施された地震防災訓練で、南カリフォルニア地域で企画実施された訓練が、その後年を追って拡大し、現在では米国外でも実施する国・地域が増えていると言われています。

 

 

午前10時、防災無線で、南海トラフに起因する巨大地震が発生し、神戸市内で最大震度6強が観測された・・・・との放送が流れたことを受け、館内に非常放送を行います。

 

 

 

放送で指示された通り、職員は最寄りの机の下に隠れ、「姿勢を低く」「頭を守る」「動かない」を実践します。

 

しかし、ここで机の下にもぐろうとした際、足元に置いてある書類が邪魔で十分に体を隠せない職員がいることが判明。


普段から整理整頓が必要であることを痛感します。

 

 

 

各フロアでは自身の身の安全を確保したのち、入居者の安全確認を実施し、防災センターへ状況を報告します。

 

訓練とはいえ、電話をする手に力が入ります。

 

全館の安全が確認され無事訓練は終了となりましたが、プラスワン訓練として、当施設では非常食の保管場所の確認と、メーリングリストによる緊急連絡の一斉送受信テストを実施しました。

 

 

こちらは非常食を保管している倉庫です。

 

普段はあまり開けることはありませんが、非常時に使用する貴重な食料が備蓄されていることを確認します。

 

各種報道でも巨大地震が発生する確率が高まっていることを踏まえ、この訓練をきっかけに非常時の対応方法を職員全員が理解し、行動にうつすことができるよう取り組む必要があると強く感じました。

 

 

カテゴリ: その他 投稿者: 神戸福生会