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基幹福祉避難所の開設訓練

2018年08月10日


7月31日 基幹福祉避難所の開設訓練を行いました。

高齢者ケアセンターながたでは、災害時に支援が必要な方々の避難所として、基幹福祉避難所としての準備を進めています。今回は震度6の地震の発生を想定し開設および避難者受入の訓練を行いました。

 

 基幹福祉避難所は、一般の避難所では健康の維持が難しい支援が必要な方を対象とした避難所です。災害時には施設職員だけでなく、居宅介護支援事業所のケアマネジャーや、あんしんすこやかセンターの職員も一丸となって、避難所の運営にあたります。

 



被災直後に施設内の被害状況や周囲の状況を確認した上で、

施設長が避難所の開設準備を指示します。

 

 




避難所の開設では、段ボールベッドを組み立てや非常用の照明の設置、非常食の準備等をおこないます。




組み立てを終了した段ボールベッドです、床に直接寝る場合と比較して、立ち上がりやすく、介助もし易いです。



開設準備中にも、要援護者や一般の方々が避難されてくるので、

健康状態の確認などを行い受入をすすめます。



実際に段ボールベッドを使って頂きました。

ご感想は「しっかりしていて、不安はかんじなかった」とのことでした。

最後に神戸市保健福祉局の三木局長より、挨拶をいただきました。


当日は地域の民生委員・防災コミニュティーの方々など50名を超える多数の方に見学いただき、基幹福祉避難所の存在や役割を地域の方々にお伝えすることができました。今後は地域の皆様のご協力をいただき、要援助者の方々にどのようにして施設まで避難頂くかなど検討していく予定です。

カテゴリ: その他 投稿者: 神戸福生会