皆さんは、『すいとん』をご存じですか？

先日、談話の時間に食べ物の話の中で『すいとん』について、戦時中によく作ったというエピソードをお聞きしました。スタッフや、戦後生まれの方などにとっては馴染みのない食べ物でもあったため、皆さん興味深くその話で盛り上がり、実際にその味を再現してみようということで後日調理プログラムで作ってみることとなりました。

まずは、下ごしらえ。材料は、ニンジン、玉ねぎ、大根、しいたけ（ながさかで栽培したものです）を食べやすい大きさに切ります。

すいとんは、小麦粉で生地を作ったものを小さくちぎり、お汁で煮込むのが特徴です。

「戦時中は、すいとんを作る係だったんだよ。」と懐かしそうにお話されます。

調味料を足し、味見をしながら味を整えます。

フロア全体にお出汁のいい匂いが漂ってきました。

具材をしばらく煮込んで出来上がりです。

「昔のすいとんは、味も薄くてこんないい味してなかったよ。」

モチモチとした小麦粉のお団子が素朴な、お出汁の効いたすいとんが出来ました！

初めて食べた方も、昔を懐かしみながら食べた方も「おいしい！」と満足のお味でした。

ながさかの施設の畑の隅っこには、『ゆすら梅』の木が植えてあります。毎年この季節になると、赤くて小さな実をたくさんつけるのですが、今年はその実を使ってジャムを作ってみようということになりました。

味や食感は、梅というよりもサクランボに近いです。

鍋でグツグツと煮詰めます。

種を取り除きます。

砂糖などを加え、しっかり煮詰めて完成です。

ほのかに梅の香りのするフルーティなジャムが出来ました。

後日、おやつの時間に皆さんで頂きたいと思います！楽しみです☆