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いかなごのくぎ煮

2014年03月18日

 

毎年この時期になると、朝の談話プログラムで話題になることがあります。

「昨日の夕方、いかなご炊いたよ。」「東京の娘に10kg送ったよ。」

この地域では日が暮れる頃になると、どこかしこのお家から、いかなごの釘煮のおいしい匂いが漂います。

翌週、垂水漁港から届いた新鮮ないかなご4kgを利用者で炊いてみることになりました。
 

 

 

それぞれのご家庭の作り方があるので、デイサービスさとやま風に整えるために、少し話し合いを行いました。「アクをとる、とらない」についてメンバーで意見交換しました。

 

 

 

ここで最大のポイントがあります。煮汁が少量になったら、火を弱火にして、鍋を打ち返します。箸などでかき混ぜると形が崩れてしますのでかき回しません。

さて、ここは男性利用者の出番ですよ。
 

 

 

デイサービスさとやまでは、利用者さんのご経験などを活かして、主体的に取り組んでいただくようなグループワークプログラムを実施しています。

単に楽しいだけではなく、利用者さんの生活機能や生活能力の維持向上に資するように援助を行っています。
 

 

 

さてここから、もうひと頑張りです。

いかなごの釘煮を素早く冷ます必要があります。デイルームには、いい匂いが充満しあちこちから鍋の周りに人が集まってきました。
 

 

 

集まった人で協力し、うちわで一気に冷まします。

来週の昼食時には、皆さんで召し上がります。

どなたかがおっしゃいました。「いかなごの 匂いだけで ごはん2杯。」

カテゴリ: 行事 投稿者: 神戸福生会