グランドビュー甲南 ホームだより

秋の音楽会

2014年11月10日

 

11月5日、恒例行事となりました音楽会を開催致しました。

2010年より始まり、今年で第10回目を迎えます。

   

ドイツとイスラエルよりゲストをお招きし、

今回のテーマは「坂の上のヴァイオリン弾き」

出演者

ヴァイオリン:ニツァン・バルタナ

ピアノ:ティルマン・クレーマー

テノール:畑 儀文

   

  

多数の入居者様や一般のお客様にご参加いただきました。

   

 

演奏会では

シューベルトのヴァイオリンソナタや

   

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」よりスコットランド民謡「埴生の宿」

 

ヴァイオリンで奏でる日本の叙情、

みんなで「旅愁」も歌いました。

ちなみにピアノ奏者のティルマン氏は「赤とんぼ」がお好きなのだとか。

  

“イナバウアー”が代名詞にもなっているプロフィギアスケーター荒川静香さんが、トリノオリンピックで演技をした曲

オペラ「トゥーランドット」より、“誰も寝てはならぬ”も聴かせて下さいました。

多勢の応募者のいるオーディションの中から選ばれたピカ一のソリスト、ニツァン・バルタナ氏が奏でるヴァイオリンの音色…とても優雅な気持ちになりました。

   

たくさんの演奏に加え、アンコールにも応えてくださり

拍手喝采!*(^O^)*

    

花束贈呈です。

   

演奏終了後、参加者の方々と気さくにお話タイムも設けて下さいました♪

    

最後にピアノを囲み記念撮影を。

素敵な演奏をありがとうございました。

  

さて、本日畑先生も演奏されたこちらのピアノ。

音楽会冒頭で先生より少しお話があったのですが、今春、当ホームにご入居されたご夫妻様からの寄贈品です。娘様が幼少の頃より愛用されていたこちらのピアノ、その娘様は現在世界をまたぎ、ご活躍されている有名演奏家(ヴァイオリニスト)となられています。当然、畑先生も面識のある演奏家のピアノがこちらにあるとは全く知らず、とても驚かれていました。

   

それだけではなく、本日のピアノ奏者であるティルマン・クレーマー氏にとっても演奏家とフライブルク音楽大学を通じ、ゆかりあるピアノでした(゚o゚;;

  

イスラエルとドイツ、日本。

歴史上、様々な出来事があった国々。

ピアノとはまた別の話にもなりますが、ヴァイオリンにも由縁があるようです。

書籍「アヴェ・マリアのヴァイオリン」をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。徳島(鳴門)とドイツ、100年に渡る3つの時代をつなぐ物語も今回の音楽会にも少なからずご縁があるようです。

  

1台のピアノが音楽を通じ、国境を超えて世界を紡ぐ物語。

これらの物語はまた別の機会にお伝えすることが出来ればと思っています。

  

玄関では、オペラピンクの菊が今日の演奏会に合わせたかのように生けられていました(^-^)

カテゴリ: その他 投稿者: グランドビュー甲南