神戸には、六甲山や瀬戸内海の豊かな自然、美しい景観の港に異国情緒あふれる街並み、灘の酒造など魅力的な観光名所が多数あります。

今回は日本三大古湯、三名泉のひとつに数えられる「有馬温泉」をご紹介。

場所は当ホームより距離にして約16キロ、車で約35分程北進したところに位置します。

ホーム巡回バス利用の際は芦屋で降り、阪急バスに乗換え乗車。約40分程度で有馬に到着です。

昨年、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が放映されていましたね。

主人公黒田官兵衛が1年間に及ぶ有岡城（兵庫県伊丹市）幽閉生活の後、身体を癒すため湯治に訪れた有馬温泉。

官兵衛が軍師として仕えた豊臣秀吉も何度も遠路はるばる訪れた地。

他にも小野小町や千利休、文豪・谷崎潤一郎（旧居倚松庵は当ホームと同じ区に在ります）等々、歴史上の人物が多数訪れています。

日本最古の名泉に浸かりながら、歴史に想いを馳せるのも良いかもしれません。

←こちらの「太閤橋」は有馬街の中心的な場所にあります。

太閤橋と記されている横には秀吉の旗印“千成瓢箪”、橋の欄干には桐の家紋が描かれています。

←こちらは朱色の欄干の「ねね橋」

太閤橋より少し上流にあり、有馬川を挟んで建てられている太閤秀吉像と向き合う様にねね像が建てられています。

「ねね」・・“おね”と呼ばれる事も多いようですが、江戸後期の絵本太閤記以来“ねね”という名が一般的に知られているのだとか。

過去、大火や地震災害に見舞われた有馬温泉の復興に秀吉亡き後も尽力した恩人の一人です。

現在有馬には約30件の旅館（観光協会登録）があり、4,000人以上の方が宿泊出来る温泉街となっているそうです。

有馬は赤茶色の金泉と呼ばれる湯が有名です。空気に触れると酸化し無色透明が赤褐色に変化します。

塩分と鉄分を多く含み、身体を芯から温め湯冷めしにくく、殺菌力が強い為、やけどや切り傷といった皮膚疾患にも効果があります。

更にもう一つ、銀泉も金泉同様有名です。

ラジウムや炭酸を多く含んだ無味無臭・無色透明の温泉、神経痛・高血圧・慢性消化器病、慢性婦人病などの効果があります。

川のせせらぎや山のざわめきを感じることが出来る露天風呂や

貸し切り風呂で静かにのんびり湯に浸かり

お風呂あがりには、新鮮な魚やお肉などの懐石料理を頂きながら、くつろぐのも良いですね。

マクロビオテック（長寿法）を取り入れた健康食ビュッフェを提供してくれる旅館もあるので、その時折で気軽に利用出来そうです。

窓から眺める景色や

情緒溢れる館内も楽しみながら

早速、入浴へヽ(´ー｀)ノ

…といっても、こちらは有馬の“金泉”ではありません・・

地下800ｍより汲み上げられた当ホームの天然温泉です。

泉質はナトリウム、塩化物温泉。

泉温は37.1℃、入浴利用時は加温してのご提供です。

茶褐色系で神経痛、関節痛、慢性消化器病、やけど、切り傷、慢性婦人病などの効果があります。有馬温泉に似ていますネ(^^)

グランドビュー甲南　天然温泉「ととや乃湯」

江戸初期、瀬戸内で獲れた魚を六甲山経由で有馬温泉まで毎日魚屋が運んでいた敷地近くを通る歴史街道「魚屋（ととや）道」より名付けられました。

天然温泉でしっかり身体を温めた後は、栄養バランスを配慮した当ホームのお食事はいかがでしょうか

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