神戸福生会の想い理事長ご挨拶

永栄園の敷地内にある自宅で幼少期を過ごした私にとって、法人は家の一部であり、遊び場でした。
私の記憶の中での法人に関わる人々は全て、前理事長である父を主とするもう一つの家族であり、施設は笑顔が溢れる温かい家です。
阪神淡路大震災の時には、「法人だけでなく、地域の方々も全員救う」と寝る間も惜しんで奔走する父の姿を目の当たりにしました。
“誰にとってもあたりまえの生活が送れる社会の実現”を目指して走り続けた父は道半ばで病に倒れました。
遺された私どもは前理事長の“社会福祉の普遍的な原理原則に忠実に、基本的人権を尊重して個別ケアを徹底する”という教えを継承していきます。
誰もが人生の主人公です。
神戸福生会に関わる全ての人にとっての“福(しあわせ)が生まれるお手伝いがしたい” “福(しあわせ)な生活に寄り添いたい”
そんな想いを持った私どものサービスでみんなの笑顔が溢れる。
それが私たちの願いです。